芸術分野における幼児教育にも、様々な種類があります。ピアノ、エレクトーン、図画教室などの定番に加え、最近ではヒップホップ、ジャズダンスなどの音楽に合わせて体を動かすダンス教室が人気を集めています。芸術分野における幼児教育は、幼児教育の中でも、幼児期から始めるメリットが高いとよく言われます。幼児の頃から芸術に触れることにより感性が磨かれ、より良いリズム感、音感がつく、という考えです。特に絶対音感に関しては、「絶対音感は6才までに訓練すればつくが、7才以上になってからではどんなに訓練してもつかない」と言われているもので、科学的にも証明されています。しかし、絶対音感以外の芸術教育については、幼児期から始めないと身につかない、後に才能が開花する可能性がなくなってしまう、というわけではありません。小さい頃から音楽に親しみ、リズムに合わせて踊り、絵を見たり描いたり、それは確かにリズム感、音感、感性を磨く訓練になっており、子供達の能力をレベルアップさせてくれるでしょう。でもやはり、まだ幼児の段階で、芸術感覚の飛び抜けた発達を期待するのは無理があるようです。芸術分野における幼児教育では、その訓練自体が子供にとって楽しい体験となること、楽しい時間であること、がまず最優先です。そして、子供の感性、発達レベルに照らし合わせ、自分の子供に合った指導法、訓練であるかどうかを見極めることも大切な事です。